大ヒット作『NANA』をはじめ、『ジーン・ワルツ』『黒執事』等話題作を次々と手がける大谷健太郎監督が、沖縄県名護市を舞台に、4人の男女の切ない恋愛模様を描く『がじまる食堂の恋』。デビュー作『アベック モン マリ』で「新しい恋愛映画の旗手!」と絶賛され、その後も巧みな人間模様を切り取る演出で、次々と大ヒット映画を世に送り出してきた大谷監督。本作では再び原点の「恋愛映画」に戻り、男女4人の複雑にからみあう四角関係を、洒落た会話劇で綴る、大人の恋物語が誕生した!

主人公のみずほに、ドラマ「BORDER」でのヒロインで一躍注目を集め、本作が映画単独初主演となる波瑠。東京から来た旅行者・隼人に、映画『トウキョウソナタ』『カラスの親指』等で知られ、ドラマ、舞台にと多彩な活躍を見せる小柳友、謎の美女・莉子に、映画『ホットロード』ほか今年6本の公開作を抱える竹富聖花、みずほの幼なじみ翔太役に、仮面ライダーNEW電王役で注目を集め、ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」等で活躍の桜田通と、日本映画の将来を嘱望される新進気鋭のキャストが集結。彼らを見守るコミカルな街の人々を、沖縄県那覇市出身の肥後克広や名護市出身のパッション屋良、ダンディ坂野などお笑い芸人が演じ、特別出演では稲嶺名護市長をはじめ、名護市民キャスト約400人が地元を盛り上げるのに一役買っている。

また、本作のもうひとつの魅力は、舞台である名護のまち。劇中にはパワースポットとして有名な「ひんぷんガジュマル」と呼ばれる〝ガジュマルの木〟が随所に登場するのをはじめ、久志ビーチや名護さくら祭りなど、名護の美しい風景がふんだんに盛り込まれ、本土の人も沖縄の人も、あまり知らない沖縄・名護の魅力を堪能できる。美味しそうな沖縄料理が並ぶ「がじまる食堂」のメニューは、地元で栄養士として40年以上のキャリアがあり、「沖縄発 パパッとご飯 しっかりご飯」(ボーダーインク刊)の著者・宮城都志子がフードコーディネーターとして参加。劇中に登場する、地元の食材を使ったスイーツは、“世界初の野菜スイーツ専門店”として、連日多くの人で賑わう「パティスリー ポタジエ」のオーナーパティシエ・柿沢安耶が商品開発を担当するなど、地元スタッフと東京の映画スタッフが一丸となり、土地の良さを存分に活かした映画作りが進められた。 この映画を企画・製作したのは、地元の人々で結成された組織「名護まち活性計画有限責任事業組合」。ご当地映画とは一線を画し、映画の権利を地元が持ち、映画製作をきっかけに街の活性化と観光客誘致をはかる、全国でも初のプロジェクトが話題を呼んでいる。